謎の女Sunao Hiyama2019年3月3日読了時間: 1分金曜日の朝 親しげに話しかけてきた あの女は誰だ 玄関で 体をかがめて 座りこみ 青白い顔で ぼんやりと 開いたドアの外を見ている 勝手に上がり込んできたと思えば 大きな包丁を右手に持ち 子供がそれにじゃれつき 私は悲鳴をあげる あの女は誰だ 私に似ている
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...
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